高血圧

数少ない健康成分セサミン

ごまには白と黒と2色あることはみなさんよくご存じでしょう。
実は黄色、銀色などもあるのですが、日本国内で一般に普及しているのは白と黒になります。
白と黒とで、栄養価に違いがあるのかどうかという点では、ほとんど変わりません。

より脂質が多いのは白ごまとなります。
黒ごまは、色素の元となるポリフェノールをより多く含んでいます。
黒と白とを比較した時の違いと言えば、この色素の違いだけです。

通常サプリメントで使用されるのは黒です。
ちなみにサントリーではおもに白が使用されています。
どちらのごまを原料に使うかは、各事業所の考え方によるものなので、一概にどちらの方が良いとも悪いとも言えません。

実はもう1つ白と黒とで違う点があります。
それは産地の違いです。
世界的に最も普及しているのは白ごまです。

特に中南米やアフリカ各国で白ごまが生産されていて、貧困世態での重要な収入源になっています。
黒ごまはアジア諸国で生産されており、地域も限定されているので、大変希少価値が高い食品です。
なぜ国内産が少ないかといいますと、ごまは大変傷が付きやすい、とても繊細な食品なのです。

そのため機械による大量生産が大変難しいとされています。
さらに温暖な地域でないと育ちません。
そうした事から、より生産コストを下げるという意味もあって、手作業による作業に頼る部分が多く、こうした丁寧な作業が重視されるため、以上のような後進国での生産にたよる事になります。

日本国内での需要に十分答えるためという意味もあります。
国内産にこだわって生産されている製品も数は少ないですが、あります。
黒ゴマを使用したゴマセサミンという製品です。

独自の抽出法で黒ゴマから大量のセサミンを抽出しています。
ごま一粒から抽出されるセサミンは1%未満とされています。
さらにごまの国内生産が滞っているとなると、外国産に頼らざるを得ません。
黒ゴマは、白ゴマの3倍のセサミンを含んでいると言われながら、生産されているのは、ごく限られた地域のみなので、ほんとに希少価値の高い健康成分と言えます。

↓セサミンの摂取目安量と副作用について
  

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